プラスチックは衛生的とされ1950年代に本格的な利用が始まり、私たちの生活に欠かせない素材となっています。 利用拡大につれて廃棄されるプラスチックが増え、その処理が世界的な問題となっています。 石油から作られるプラスチックは燃やすと二酸化炭素を発生して地球温暖化の原因となるうえ、海に流出すれば簡単に分解せず、大きさ5ミリメートル以下の微細なマイクロプラスチックとなって海中を浮遊して生態系を含む環境汚染を引き起こします。 この本では、プラスチックごみ問題とは何なのか、プラスチックが生まれてから私たちの暮らしはどう変わったのか、海に流れ出たプラスチックが海や海辺に住む生き物たちにどんな影響を与えているのか、どうすれば増え続けるプラスチックごみを減らすことができるのか、自然を破壊しないために私たちは何をしたらいいのか、わかりやすく説明します。 本書が、未来に向けて私たちがプラスチックをどう利用していけばいいのか、皆さん一人ひとりが環境に配慮した暮らし方を考えるきっかけになれば幸いです。
¥2,200 (税込)
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